
トップ >> まるわかり物理用語 ~ 光電子増倍管
微量の光を増幅して捕らえる検出器。光子が光電子増倍管内の半導体薄膜に当たると、光電効果によって電 子がたたき出される。この光電子は、電場によって陽極のほうへ加速され、その間に十分なエネルギーを得る。さらに、陽極に衝突していくつかの二次電子をた たき出す。このようにしてたたき出された二次電子は、同様の過程で新たな電子をたたき出し、次々にこの過程が繰り返される。こうして得られた大量の電子 は、巨視的な電気信号となって観測することができるようになる。きわめて微弱な光であっても、光電子増倍管の内部で多段階増幅されるため、非常によい感度 で検出できるのが特徴である。最近の応用例としては、スーパーカミオカンデのニュートリノ検出に利用されている。